こんばんわ、年明けの帰郷から昨日帰京し、明日からまた現場現場で忙しくなる珊瑚LOWです。
クリスマス前後から始まった異常な相場の乱高下、というよりも草を含めた異常な全体の高騰、とでも言いましょうか、その全体的な相場熱が一旦落ち着いたような気がします。
そう言えば先日帰郷の折、「隣村の三五郎」ことYと話していた際に、連日高騰する相場を見てこんな仮説に至りました。それはタイトル通り…
【ボーナスを支給された日本人サラリーマンが仮想通貨相場に大挙して押し寄せた】
友人Yは12月半ばにGMOコインに口座開設を申し込んだところ、希望者殺到で確認ハガキの郵送が大幅に遅れているとのこと。それならばとコインチェックでの口座開設を勧めたところ、約2週間で発送予定とのことで、少なくともおおよその見込みは提示されているだけ幾分かましですね。
まだまだ仮想通貨人口比率の少ない日本でのこと、ボーナスの使途に逸早く仮想通貨投資を選択肢とし、気が早いくらいに口座開設をしたサラリーマンが相当数いたと想定されますし、更にはそこに乗り遅れた後発組も相当数いるものと想定されます。
勿論アーリーアダプター層に分類される層も相当数ボーナスで買い増ししたことでしょうね。自営業者の私、頭からすっぽり抜け落ちていました…
改めてボーナスってものを今後の仮想通貨相場の参考材料として見る上で参照してみましょう。
日本では古くは江戸時代に商人がお盆と年末に奉公人に配った「仕着」(夏は氷代、冬は餅代とも)が由来といわれている。賞与としての最古の記録は1876年(明治9年)の三菱商会の例である。
国家公務員は法律、地方公務員は条例によって定められ、期末手当・勤勉手当(略して期末勤勉手当ともいう)といい、6月30日と12月10日に支給されることが多い。
外資系企業に就職する人も増えた現代では年俸制も珍しくはなくなりましたが、日本のボーナスというのはやはり国際的にも相当特殊な制度です。そもそもが江戸時代の商家の奉公人に対する盆暮れの帰省手当の名残、経営者的には業績に応じて人件費を抑制することのできる便利なシステムで、(勿論会社を存続させることを優先させる意味では一概には悪いものではないにしろ)被用者側からすれば「労働者は丁稚奉公か!?」と解することもできる複雑な心境を生むシステムです…
さて、実際にこの冬のボーナスっていくらくらいだんたんでしょう。
2017年冬、公務員のボーナス平均支給額 [仕事・給与] All About
国家公務員の冬ボーナス支給額 平均72万1841円
地方公務員も含め、公務員全体では前年比3.5%増
人事院勧告 ボーナス0.1月多い4.4か月に
2017年冬ボーナス平均支給額ランキング [仕事・給与] All About
大手企業 平均91万6396円で前年比1.19%減
東証一部上場企業、平均71万2898円、前年比0.1%減
中小企業も含めた2017年冬ボーナス、全平均75万2189円。前年比0.04%増
確かにこれだけの臨時収入が入ったら半分は投資に回したくなることでしょうね、実質的に手取りは別として…
では海外の様子はどうでしょう。一応の参考材料ですが掲載しておきます。
アメリカでは一部の人しか支給されないそうです。支払われる対象は管理職クラスの人みたいです。ボーナスの金額も職位によって決まり、高いと年収の50%位まで貰えるそうです!!日本のボーナスが社員に対する労いなのに対してアメリカのそれはインセンティブ的な役割が多いです。
イタリアではなんとボーナスを支払うことが法律で義務づけられています。ただし意味合いとしては13か月目の給料なので基本1か月分の金額が支給されるようです。
お隣韓国では旧正月に支払われることが多いようです。平均して8万7000円(2012年情報)と日本ほど高くないように思えます。また今は無くなりつつありますがキムチを漬ける行事のために材料費を支給するキムチボーナスなるものが支払われていたようです。
海外の会社でもボーナス、賞与制度ってあるの?それとも日本だけ?
ヨーロッパとしてひとくくりにしてしまうのも難しいのですが、イタリアやフランス等の国では決められたボーナスがあるのが普通。ですが、やはり日本とまったく同じ感じでは無く、あちらの国では月給の13ヶ月目という形で払われるのだそうです。
・海外の企業を見ると、ボーナスは本当におまけのようなもの。各国の文化にしたがって、税金の支払いにあてたりするところが多い。
うーん、海外のボーナス需要ってあまり期待できませんね。敢えて言うなら仮想通貨熱の強い韓国の旧正月ボーナスくらい…
一応次の記事で紹介させて頂きますね。↓↓